
新型コロナウイルスの影響で2020年の4月、5月はほとんど収入がなかったというホステスさん、キャストさんは多いと思います。
そんな方々に政府は持続化給付金という最大100万円の給付金支援を発表しました。
この100万円は4月5月に収入が減ってしまったほとんどのホステスさん、キャストさんが対象になります。
しかし一つだけ条件が、、、。
2019年にご自身で「確定申告」をした方だけが対象になります。
でもナイトワーカーの約9割が確定申告をしていないという現実があります。
あなたは確定申告しましたか?
もししていないという方もまだ間に合います。
今から確定申告すれば持続化給付金は最大100万円貰えます!
ここでは新型コロナ感染症に伴う持続化給付金について触れていきたいと思います。
■持続化給付金とは
新型コロナ感染症拡⼤により、営業⾃粛等により特に⼤きな影響を受ける事業者に対して、事業の継続を⽀え、再起の糧としていただくため、事業全般に広く使える給付⾦を給付します。
■対象者
キャバクラ、クラブ、ホストクラブ、ラウンジ、ギャラ飲み、風俗嬢、コンパニオンが対象となります。
■申請期間
給付⾦の申請期間は令和2年5⽉1⽇から令和3年1⽉15⽇までとなります。
注:電⼦申請の送信完了の締め切りが、令和3年1⽉15⽇の24時までとなります。
■どんな人が給付金をもらえるの?
- 2019年以前から夜のお店で働いていて、今後も働く意思があること
- 2020年1⽉以降、コロナウイルスの影響で、お店からもらう給料が前年の同じ⽉(確定申告をしていない⼈は、前年の平均⽉給)に⽐べて半分以下になってしまった⼈
- いわゆる⾵俗ではなく、キャバクラ、ラウンジ、クラブなどの接客業であること
- 暴⼒団等ではないこと
■持続化給付金が支払われる例
例えば、2019年度の毎⽉の売り上げが10万円しかなかったとしても、今年の売上が0円であれば、満額の100万円がもらえます。
計算式はどうなっているの?
まず、去年の4⽉と今年の4⽉を⽐べると、10万円と0円なので、半分以下という要件を満たすことになります。
そして、去年の売上の合計が12か⽉で120万円だとすると、
今年は、4⽉の0円が、12か⽉分でも0円なので、去年の120万円との差額は120万円になります。
なので、もらえる対象は120万円、上限が100万円なので、その満額の100万円がもらえることになります。
もちろん、もっと収⼊の多い⽅でも、今年のいずれかの⽉が、去年のその⽉の半分以下になっていれば要件を満たします。
4⽉にお店が休業だった⽅の多くは当てはまるのではないでしょうか。
■必要書類
基本的に誰でもお⼿元にある資料で⼤丈夫です。
- 確定申告をされている⽅は確定申告書
(されていない⽅は、去年の収⼊や経費が分かるもの等。) - 今年の⽉の収⼊が分かるもの
- 通帳
- ⾝分証明書
■よくある質問
Q 100万円は申し込みからどれくらいでもらえますか?
A 確定申告済の⽅は、早ければ2週間ほどで指定の⼝座に100万円が振り込まれます。
確定申告をされていない⽅は、まず確定申告をしなければなりません。早ければ1週間程度で確定申告できますので、その後申し込んでから2週間ほどで100万円が振り込まれます。
Q 昼職もしているのですがもらえますか?
A はい、昼職をしていても問題ありません。
Q 確定申告をしたら税⾦を払わないといけませんか?
A お店から⽀払われる給料から、「源泉徴収」と⾔って、すでに税⾦が差し引かれているので、所得が300万円程度までは⼤丈夫です。
また、500万円等であっても、⽀払う税⾦はもらえる100万円に⽐べたらずいぶん少なくなるはずです。
Q キャバクラの正社員でももらえますか?
A 正社員は個⼈事業主・フリーランスではないのでもらえません。⿊服などだと正社員の⽅もいると思いますが、⼥の⼦はほとんどが個⼈事業主に該当すると思いますので⼤丈夫です。
Q 事業収入を確定申告することで会社に知られることはありませんか?
A 費用が収入よりも多くなる場合は、会社に知られる事があります。
工夫して申告する事で会社に知られるリスクを減らすことができます。
銀座クラブ求人エージェントLUCEでは、税理士事務所とも提携をしてホステスさんやキャストさんへの持続化給付金申請のサポートもお受けしております。銀座の高級クラブやキャバクラでのお仕事探しの他、ホステスさんやキャストさんの持続化給付金の申請に関してもお気軽にお問い合わせくださいね。